焼酎廃液から燃料用エタノール

宮崎・日南に工場、5月本格稼働

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穴吹ハウジングサービスが完成させた、焼酎製造の過程で出る廃液から燃料用のエタノールを抽出する工場=7日午前、宮崎県日南市

 高松市の不動産会社、穴吹ハウジングサービスは7日、焼酎製造の過程で出る廃液から燃料用のエタノールを抽出する工場を宮崎県日南市に完成させた。宮崎県は焼酎出荷量が国内首位。廃液処理のコストは中小酒造会社の重荷となっており、宮崎大と共同で技術を開発した。

 もろみを蒸留した後に残る廃液を、サツマイモくずと一緒にプラントで4日間発酵させると、エタノールが生成される。この工場では1日当たり15トンの処理が可能で、1.2トンのエタノールをつくり出せる。5月から本格稼働する。

 焼酎の廃液廃棄には1トン当たり1万円近くかかっていたが、この工場では半額程度で処理を請け負う。