巨人・元木コーチ 二軍降格の小林に「打撃をもう少し上げないと」

巨人・小林

巨人の元木大介ヘッドコーチ(49)が7日の阪神戦(甲子園)終了後、二軍に降格した小林誠司捕手(31)について言及した。

この日の午前中にジャイアンツ球場に姿を現すと、試合前の全体練習には参加せず、キャッチボールやランニングなどで汗を流した小林。ファーム・ロッテ戦ではベンチ入りしたものの、出場はなかった。

元木コーチは小林の降格理由について「打撃とかをもう少し上げてこないとスタメンで使えないからね」と説明。小林はここまで主に勝ちパターンでの守備固めとして6試合に出場。同コーチが指摘する打撃に関しては、1打席に立って1犠打となっていた。

代わって一軍には岸田が昇格。二軍戦で9試合に出場し、32打数8安打、1本塁打の打率2割5分とまずまずの成績を残していた。この日の阪神戦では、ここまで打撃好調の正捕手・大城が途中から一塁を守り、代打で登場した岸田がそのままマスクをかぶるなど、打撃力が売りの捕手2人が打線入り。

元木コーチは「今は打線のつながりがないから、打線のつながりを考えたら(大城を)一塁で使うこともでてくる。(岸田昇格はそれを見越して?)その辺もあるかもね」と、岸田の昇格理由についても説明していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社