レイズ・筒香が今季初打点 澤村との対決は持ち越し

今季初打点をマークした筒香(ロイター=USA TODAY)

レイズ・筒香喜智外野手(29)は敵地ボストンでのレッドソックス戦に「1番・一塁」で先発出場し、3回に今季初打点となる中前適時打を放ち、4打数1安打1打点だった。チームは2―9で逆転負けし、4連敗となった。レッドソックスの澤村拓一投手(33)は登板せず、対決は持ち越しとなった。

やっと今季初打点をマークしたのは3回二死二塁だった。カウント2―2からの5球目、相手先発の右腕イオバルディが投じた89マイル(約143キロ)のスプリットをバットの先で捉え、中前へ落とした。初回はカットボールを打って一ゴロ、6回先頭はフルカウントから高めのカットボールに空振り三振、2番手の左腕テーラーと対した8回一死無走者はカウント1―1からスライダーを打たされ、一ゴロに倒れた。

一塁守備では4回無死一塁でほぼ正面のゴロをはじき、併殺を取ることができずに二塁に走者を進め、結果的に逆転につながった。一方、7回二死一塁では一塁線を襲ったゴロを横っ飛びで好捕する場面もあった。

8日(同9日)はホームで完全オフを過ごし、リフレッシュして9日(同10日)からの本拠地開幕戦のヤンキース戦に備える。

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