Absenがアジア最大の8KウルトラHDバーチャルスタジオ建設

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【深セン(中国)2021年4月7日PR Newswire=共同通信JBN】LEDバーチャルスタジオは、中国内外のプロ向け映画撮影市場で近年脚光を浴びている新たなテクノロジーである。最新のLEDディスプレー技術をバーチャルカメラシステム、リアルタイムレンダリングシステムと統合することで、LEDバーチャルスタジオは驚異の映画撮影効果をもたらす。そのイノベーションの力のおかげで、Absenはアジア最大の屋内パノラマLED立体バーチャルスタジオを建設し立ち上げ、いよいよ使用されることになった。

立体LEDバーチャルスタジオは、高さ6メートル、直径24メートル、総面積700平方メートル以上で、天井スクリーンと湾曲スクリーンから成る。

このようなシステムをつくり上げるのは、中国の映画、テレビ市場にとって初の試みである。絶え間ないイノベーションと絶えず新しいことに挑戦する意欲を通じて、Absenチームは遂に、鋼溶接、耐荷重、天井の固定、天井と背景の湾曲スクリーンのつなぎの技術的問題を解決した。

AbsenのLEDディスプレーは、PWM定電流LEDドライバーを使用しており、画像表示とグレースケールレベルが大幅に向上、画像の最も暗い部分のテクスチャーも表示可能。ダイナミックで鮮やかな画像効果は、画像の全てがはっきりと映し出されることを意味する。さらに、AbsenのLEDディスプレーはリフレッシュレートが高く、スキャンラインの残像を残すことなく、ダイナミックな画像に素早く応答し、ハイスピードカメラと同期することができる。このテクノロジーが、「パンフォーカス上の多くの課題を克服し、ロケ撮影の代替手段になる」ことを可能にした。

Absenの巨大なパノラマ270 LEDディスプレーの助けを借りて、完全にリアルタイムの「見たままの」映画やテレビの制作が、今や現実のものとなった。

撮影環境を直接見て、リアルタイムでシーン効果に修正を加えることで、クリエーターはより柔軟に芸術的アイデアを実現できる。限られたスペースでも壮大でスケールの大きな撮影が可能になり、時間、エネルギーが節約でき、背景を実際に変える必要もなくなった。LEDバーチャルスタジオは光源を正確につくり出すこともでき、反射板の反射効果や屈折効果は現実とほとんど見分けがつかないため、ビデオをよりリアルなものにできる。

LEDバーチャルスタジオは既に映画やテレビの撮影で重要な役割を果たしており、近い将来、撮影業界のメジャートレンドになるのは間違いない。

AbsenバーチャルスタジオLEDソリューションの優れた性能は以下の通り。

*入力10/12ビット、出力16ビットでHDRをサポート。
*AbsenのLEDパネルは、最大144フレーム/秒までの高いフレームレートに対応しており、LED画面をバックに早回し撮影用カメラでスローモーション視覚効果を狙った撮影をしても、画面とカメラの完全な同期を保つことができる。
*わずか1フレームのフレーム遅延という低遅延。
*ゲンロックは、カメラのシャッターでプロセッサーをロックして、バーチャルシーンとキャラクターの動きをシームレスに同期させることができる。

現在、Absenが立ち上げたLEDバーチャルスタジオは、カナダのTransQuebec.inc.のXR Studio、ロシアのChannel 5、英国のCatalyst Connect、米国のShow Imaging Studio、その他の多くの映画やテレビ制作会社に採用されている。業界でこれだけの採用例があることは、大きなアドバンテージがある証拠である。Absenは、より実用的なソリューションを市場に提供するため、それ以外の新たなテクノロジーや製品の開発も継続的に行っている。

ソース:Absen.com