那覇市が新卒者を緊急雇用 県内から30人採用、来年3月まで

 新型コロナウイルス感染拡大による雇用情勢の悪化を受け、那覇市は7日、就職が困難な新卒者らを会計年度任用職員として緊急に採用すると発表した。包括連携協力協定を結ぶ沖縄大学に加え、県内の大学や専門学校、高校の新卒者らを対象に30人程度を採用する。早ければ15日ごろにも採用する。任期は22年3月末まで。コロナのワクチン接種や市保健所の後方支援などの業務を想定する。8日にも市ホームページに採用の情報を掲載する。

 城間幹子市長は「人材を生かすとともに、コロナ対応をはじめとする市民サービスの向上に対応していくため雇用を確保する」と述べた。

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