【カーリング】男子日本代表が北京五輪出場枠逃す 12月の世界最終予選で残り3枠を争う

松村雄太((C)JCA IDE)

カーリング男子世界選手権第6日(7日、カナダ・カルガリー)、1次リーグが行われ、日本代表のコンサドーレは、デンマークに10―6、オランダに7―5と連勝。通算成績を4勝6敗とした。

デンマーク戦は第1エンド(E)に2点を先制すると、効率よく得点を重ね、第5E終了時点で7―2とリード。後半はデンマークに複数得点を許す場面が見られたものの、逃げ切った。続くオランダ戦は2―2で迎えた第5Eに2点、第6Eにも2点を奪い、試合を優位に進めた。

試合後、スキップ・松村雄太(31)は「おいしいご飯が食べられる。勝った後と負けた後では味も変わるので、かなり気分よく今日はご飯を食べて寝られる」と笑みを浮かべた一方で「あと3試合はヒットだったりドローの置く位置はもうちょっとやれるところはあると思う。あとは点差とEを考えたゲーム展開をしていきたい」と意欲を口にした。

今大会の上位6チームが北京五輪の出場枠を獲得できるが、他国の結果により、7位以下が確定した。今後は12月に開催予定の世界最終予選(開催地未定)で残り3枠を争う。

© 株式会社東京スポーツ新聞社