桑原あいの初ソロピアノAL『Opera』がジャズ・チャートで1位獲得、ブラジル音楽の巨匠エグベルト・ジスモンチからコメントも

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(c)垂水佳菜

世界的に活躍するジャズ・ピアニスト、桑原あいが、キャリア初となるソロ・ピアノ・アルバム『Opera』をリリース。アルバムはiTunes Storeのジャズ・チャートで早くも1位を獲得するなど、好調な滑り出しを見せている。

今回の作品はジャンルを超えた名曲のカヴァーを中心に構成されており、うち5曲は、桑原の音楽を愛する著名人に選曲を依頼。シシド・カフカ、社長(SOIL&”PIMP”SESSIONS)、立川志の輔、平野啓一郎、山崎育三郎が、「桑原あいに弾いてほしい」という曲をそれぞれセレクトしている。

桑原が最も尊敬するピアニストのひとりと語るブラジル音楽の巨匠エグベルト・ジスモンチの「ロロ」のカヴァーも収録されているが、この若きピアニストによるカヴァーを耳にしたジスモンチ本人から、「繊細な優しさと若い大胆さ、そして希望を持ってロロを演奏してくれて感動した!」とのコメントが寄せられた。

桑原あいは先日、アルバムのレコーディングを行った場所である東京オペラシティ リサイタルホールで発売記念コンサートを開催。

シシド・カフカが選曲を行ったボン・ジョヴィの名曲「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」を皮切りに、アルバムに収録されている曲を披露した。ライヴのハイライトは、エンニオ・モリコーネ作曲の映画『ニュー・シネマ・パラダイス』のメドレー。「レコーディング中に初めて涙が出てきた」とMCで語ったように、録音時にも楽曲と深く向き合い収録を行った曲で、優しいタッチで奏でられる儚いメロディに力が徐々に込められ、クライマックスでは涙する観客の姿も。

前述のエグベルト・ジスモンチの「ロロ」では、鍵盤を弾く指が見えないほどの早技を披露した直後に、左手でリズムを強く弾いてテンポを強調し、その緩急ついた超絶技巧で聴く者を圧倒した。

そして、ラストの「デイドリーム・ビリーヴァー」では、ザ・モンキーズのオリジナル・ヴァージョンではなく忌野清志郎の日本語カヴァーをイメージしたと語り、ピアノが歌うような軽やかなメロディでコンサートを締めくくった。

なお、桑原は6月に、ソロとトリオ両方の演奏が楽しめるツアー「Ai Kuwabara Tour 2021 Opera, Solo & Trio」を東京・名古屋・大阪で開催する。

■リリース情報

桑原あい

『Opera』

SHM-CD UCCJ-2189 3,300(税込)

Verve/ユニバーサルミュージック

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