新潟市役所に新型コロナウイルスワクチン県内第1便が到着

新型コロナワクチン搬入の様子

新潟市役所で8日、高齢者向け接種を実施するための新型コロナウイルスワクチン(ファイザー社製)の県内第1便が到着し、搬入が行われた。

新型コロナウイルスワクチンは午前9時頃に新潟市役所に到着し、保冷バッグに入れられた状態で本館内へ搬入された。今回到着したワクチン1箱(195バイアル:975回分)は市役所内に設置されている保管用のフリーザーにて保管される。なお、現在市内に8台保管用のフリーザーが設置されており、その内3台が新潟市役所内に設置されている。

ワクチンが搬入されたことを受けて新潟市保健衛生部の野島晶子部長は、「先月までワクチンがいつ来るのかどのように来るのかということで接種体制の構築も併せて心配していましたが、ようやくこの第1便が届いたということで、新潟市では4月に試行接種が始まるので本格実施に向けてしっかりと準備をしていきたいと思います」と話した。

今後は4月中から1ヶ月間、集団接種、個別接種、高齢者施設等への出張接種の試行接種が行われる。その後は5月中旬以降に集団接種、個別接種、必要に応じて高齢者施設等への出張接種を順次進めていく。

次回は4月後半に2箱目のワクチンが届けられる。ワクチンの接種を受ける際の諸注意などについては市報にいがたなどで周知していくという。

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新潟市 公式ホームページ

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