PSGのレオナルドSD エムバペとネイマール問題で意味深発言

レオナルド氏(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)でスポーツディレクター(SD)を務めるレオナルド氏が、去就問題に揺れる同国代表FWキリアン・エムバペ(22)とブラジル代表FWネイマール(29)について意味深発言だ。

来夏で契約が切れるエムバペはビッグクラブによる争奪戦が激化し、ネイマールは契約延長が既定路線ながらスペイン1部バルセロナへの復帰が取りざたされるなど、大物の動向が注目されているPSG。そうした中、強化責任者のレオナルドSDが注目発言を行った。

7日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のバイエルン・ミュンヘン戦後に、スポーツ専門テレビ局「スカイ」イタリア版に対して「エムバペとネイマールの契約に関してはまもなく、より具体的な状況に達するだろう。彼らの契約について我々は幸せになれると思う」と応じた。具体的な言及こそ避けたが、クラブは両者の残留を求めており、思惑どおりの決着に近づいているとの観測が広まっている。

また、獲得に動いているとされるイタリア1部ACミランの同国代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(22)については「今は移籍については話さない。(PSGの)GKケイロル・ナバス(34)は素晴らしい」とだけ語った。

今夏の移籍市場で注目される大物たちの去就問題が新たな局面を迎えそうだ。

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