新学期、笑顔でスタート 熊本県内の小中学校 

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教室であった始業式。担任教諭の発表があり、笑顔をみせる6年生児童たち=8日、南阿蘇村(上杉勇太)

 熊本市を除く県内の市町村立の小中学校で8日、始業式があり、新学期が始まった。小学校入学直後に熊本地震を経験した児童たちが、6年生になった。

 南阿蘇村河陽の南阿蘇西小(145人)は、新型コロナウイルスの感染防止のため各教室で始業式。山下洋校長(56)が電子黒板を通した映像で、人気アニメ「鬼滅[きめつ]の刃[やいば]」のせりふを使いながら、「今日もこれからも、くじけることは絶対ない。新型コロナを乗り越え、新たな1年を笑顔で過ごそう」と呼び掛けた。

 6年の本田來夢さんは「5年前は避難先にいて友達と会えず寂しかったけれど、今は毎日楽しい。地震を知らない下級生に当時のことを伝えていきたい」。大掃除した後、新しい学年の教室に荷物を運び込み、教科書を受け取った。

 県教育委員会などによると、8日は熊本市を除く全市町村立の小学校237校、中学校116校、義務教育学校2校で始業式があった。熊本市立の小中学校は9日。(上杉勇太)