巨人・原辰徳監督(62)が貧打解消へ、再び動いた。
現在、チームは9試合連続で3得点以下と低迷中。8日の阪神戦(甲子園)では、3番に固定してきた坂本を昨年8月23日の広島戦(マツダ)以来となる2番に坂置き、梶谷、岡本和、大城へ続くクリーンアップを形成した。
また、大城は開幕戦から全試合で先発マスクをかぶってきたが、この日は一塁でスタメン出場する。前日7日は7回から一塁の守備に就いたが、先発出場は昨年8月20日以来だ。〝正捕手〟大城の代わりに、炭谷が今季初めてスタメンマスクをかぶる。
打線全体が低迷する上、新型コロナの陽性判定を受けた丸やウィーラーらの主力勢も欠き、首脳陣は限られた陣容でのやりくりを余儀なくされている。坂本の打順を繰り上げ、捕手陣の中心に置いてきた大城を動かす決断は、浮上のキッカケとなるのか。スタメンは以下の通り。
1番(中)松原
2番(遊)坂本
3番(右)梶谷
4番(三)岡本和
5番(一)大城
6番(左)重信
7番(二)吉川
8番(捕)炭谷
9番(投)高橋
※阪神先発は秋山