【低ストレスで過ごしたい】シニア世代のストレスが少ない都道府県ランキング

コロナ禍において、自宅で過ごす時間が増えたことにより、ストレスが増えた人もいるのではないでしょうか。

一般社団法人ストレスオフ・アライアンスは、全国に住む14万人を対象にインターネット調査(2019年)を実施。今回は、その調査内容から「シニア世代のストレス」を集計した「シニア世代のストレスが少ない都道府県ランキング」をご紹介します。

【全国に住む60代】シニア世代のストレスが少ない都道府県ランキング

本調査(集計期間:2019年3月6日~18日)では、全国に住む60代の男女3万人超を抽出し、厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を参考に低ストレス者の割合を都道府県ごとに集計。(男女別に5位までを抜粋)

**順位
【男性版】都道府県ランキング**
1位 徳島県(24.1%)
2位 青森県(23.9%)
3位 山梨県(23.3%)
4位 長崎県(22.5%)
5位 京都府(22.0%)

**【女性版】都道府県ランキング
**1位 鳥取県(35.4%)
2位 島根県(27.9%)
3位 熊本県(27.2%)
4位 沖縄県(25.8%)
5位青森県(24.6%)

〈引用元:一般社団法人ストレスオフ・アライアンス

【男性版】シニア世代のストレスが少ない都道府県ランキング

徳島県 阿波おどり

【男性版】1位 徳島県(24.1%)

【男性版】シニア世代のストレスが少ない都道府県ランキングの第1位は、低ストレス者の割合が24.1%の徳島県。

本調査では、3つの項目「現在の健康状態」「プライベートの満足度」「存在価値を感じられる居場所が複数ある」が低ストレスかそうでないかを分けるポイントということがわかっています。

また、徳島県三好市は、「生涯活躍のまち」に取り組む地方公共団体でもあります。 ⇒「生涯活躍のまち(日本版CCRC)について」

【男性版】2位 青森県(23.9%)

【男性版】シニア世代のストレスが少ない都道府県ランキングの第2位は、わずか0.2%の差で青森県。

男性の場合は、定年が何歳なのかによって存在価値を感じられる居場所が確保され、現在の健康状態にも繋がるのではないでしょうか。

⇒【4月1日、70歳就業法施行】70歳定年延長で高齢者の働く機会は本当に増えるのか?

【男性版】3位 山梨県(23.3%)

【男性版】シニア世代のストレスが少ない都道府県ランキングの第3位は、山梨県。

低ストレスに関係する「現在の健康状態」は、どんなことに対して“生きがい”を感じるのか、そしてどんな“生きがい”を持っているかによって変わってきます。

【女性版】シニア世代のストレスが少ない都道府県ランキング

鳥取県 秋の奥大山

【女性版】1位 鳥取県(35.4%)

【女性版】シニア世代のストレスが少ない都道府県ランキングの第1位は、低ストレス者の割合が35.4%の鳥取県。

男性よりも10.0%以上も高い結果となっています。また、「平均7~8時間の睡眠」が低ストレス者の習慣として見られています。

【女性版】2位 島根県(27.9%)

【女性版】シニア世代のストレスが少ない都道府県ランキングの第2位は、低ストレス者の割合が27.9%で島根県。

島根県は、「2021年版住みたい田舎ベストランキング」の「町」ランキング部門で2位にも選ばれています。

【女性版】3位 熊本県(27.2%)

【女性版】シニア世代のストレスが少ない都道府県ランキングの第3位は、低ストレス者の割合が27.2%で熊本県。

熊本県といえば、72歳で初めてカメラを手にし、82歳で初の個展を開催した現役写真家の西本 喜美子さんが熊本在住です。

⇒笑撃の自撮り写真が話題呼ぶ! 89歳の写真家 西本 喜美子さん

シニア世代の低ストレスにするストレス解消行動とは

また、本アンケートでは、低ストレス者の多くが行っているストレス解消行動も明らかになっています。

【シニア男性の場合】・・・「同性の友人と外出・食事」「家族と過ごす」「スポーツ」「料理・アウトドア」「笑う」「読書」

【シニア女性の場合】・・・「ホットヨガ」「ジムに行く」「ロウソクの火を見る」「プラネタリウムを見る」「森林浴」「メイク直しをする」「ネイルを塗る」

シニア世代の方は、ぜひこの記事を参考にストレスの解消や、ストレスの少ない地域へ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。


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