小室圭さん 切り札「録音テープ」は証拠不十分か 元婚約者代理人は困惑

文書で反論した小室圭

秋篠宮家の長女・眞子さま(29)との〝結婚問題〟で揺れる小室圭さん(29)が8日に公表した「反撃文書」の中身が波紋を広げている。

注釈含めてA4用紙28枚にのぼる〝大作〟で、まるで大学の卒業論文の一部を見ているかのよう。メーンは実母・佳代さんの金銭トラブルで、元婚約者男性Aさんの主張と真っ向食い違っている。

小室さんサイドは婚約破棄を通達してきたのはAさんで、その際、学費など工面してもらった金銭の清算を申し出たものの、Aさんから「返してもらうつもりはなかった」という主旨の発言があったと主張している。今回、新たにそのことを裏付ける録音テープの存在も明らかにした。

元婚約者「返してもらうつもりはなかったんだ」

母「そんなのってあるの?」

元婚約者「いやあ、あるんですかねって、だって、その時はだって…」

母「だってあるんですかねってそんなの私不思議。そういう方と出会ったことがないから。そう」

元婚約者「うん。返してもらうつもりは全くなく…お金出してましたよ」

小室さんによると、録音テープはこれまでに相談した複数の弁護士や佳代さんの代理人らに確認してもらっているという。

これが真実ならば、今回の騒動を根底から覆すことになるが、同時に「もっと早く出せば良かったのではないか?」という疑問も生じる。

小室さんは文書の中でこれまで沈黙していたのは、過熱報道を鑑み「あえて反応しない」が正解と考えたからだと説明しているが…。

小室さんは録音テープのくだりで次のような注釈も付けている。

「(Aさんが)当初より返済を求めるつもりはありませんでしたという趣旨のことをおっしゃった時点で、私が録音をしておいた方がよいのではと考え咄嗟に録音したものだったため、母の質問や元婚約者の方のお返事の一部は録音できていません。このやり取りの後に婚約期間中の支援とは関係ない話題に移り、再び婚約期間中の支援についての話が出ることは最後までありませんでした」

皇室ライターは「実際に聴いてみないことにはわかりませんが、証拠としては少し弱いのかもしれませんね」と推察する。

小室さんの反撃文書についてAさんの代理人にコメントを求めたが「突然のことでAさんと話していない」と困惑。文書が膨大で深く読み込むまでには時間がかかるとした上で「すぐにとはいかないが、何らかの対応はするつもりではいます」とだけ答えた。事前にAさんサイドに文書を出すという通達はなかったという。

眞子さまと結婚するため、〝最後の賭け〟に出た小室さん。功奏するか、果たして――。

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