川崎・武蔵小杉にデパ地下スイーツ そごう・西武が「グランツリー」に出店

28日に開業する「西武武蔵小杉ショップ」の売り場イメージ(そごう・西武提供)

 そごう・西武(東京都)は、武蔵小杉駅近くの商業施設「グランツリー武蔵小杉」(川崎市中原区)に、百貨店で販売するスイーツなどを扱う「西武武蔵小杉ショップ」を28日に開業すると発表した。新型コロナウイルス禍で遠くの百貨店に行くことをためらう人が少なくないといい、近隣客を取り込む狙い。

 同施設1階のライフスタイルマルシェフロアに出店する。売り場面積は約120平方メートル。西武池袋本店で扱っているシリアルスイーツ店「シュガーバターの木」や洋菓子の「アンリ・シャルパンティエ」など約25ブランド約200品目が並ぶ。西武池袋本店で話題のスイーツが日替わりで登場する特別販売会も行う。

 中元や歳暮を想定し、タオルやせっけんなどのギフト商品も7ブランド約90品目を扱うという。担当者は「百貨店ならではの商品を取りそろえている。普段利用する商業施設で百貨店の商品も楽しんでほしい」と話している。

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