去就白紙のDFセルヒオラモスに米国移籍浮上 ベッカム氏のインテル・マイアミが熱視線

レアルから残留オファーも出ているDFセルヒオラモスだが…(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードの同国代表DFセルヒオラモス(35)に米国移籍が浮上したと、スペイン紙「スポルト」が8日、報じた。

6月末でRマドリードと契約満了となるセルヒオラモスはクラブから年俸1080万ユーロ(約14億円)の契約延長オファーを受けているものの、現在までサインを保留。すでにフランス1部パリ・サンジェルマンをはじめ、いくつかのクラブが獲得への興味を示しており、今後の去就が注目されている。

同紙によると、セルヒオラモスはRマドリードが条件面を見直し、新たなオファーを提示するのを待っている中、元チームメートの元イングランド代表MFデービッド・ベッカム氏(45)が共同オーナーを務めるメジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミが正式オファーを検討しているという。

セルヒオラモスは2月に左ヒザ半月板の手術を受けて、現在はリハビリ中。4月中の復帰を目指している。同紙は「米国行きは選手のキャリアにとって後退を意味することになるだろうが、可能性はある」としており、このままRマドリードとの交渉が完全に決裂した場合、海を渡ってベッカム氏と共闘することもありそうだ。

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