バスの運行や混雑状況、リアルタイムに提供 滋賀・甲賀市が位置情報システム導入

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甲賀市コミュニティバスの運行状況などを表示する電子看板(甲賀市水口町・市役所)

 滋賀県甲賀市コミュニティバスのロケーションシステムが3月に導入された。バスの運行状況と混雑情報を駅などに新たに設置する電子看板やスマートフォンを通じてリアルタイムに提供し、乗客の利便性を図り利用促進につなげる。

 市によると、バスにGPS車載器と乗降センサーを搭載。市内のバス停約530標柱にあるQRコードを読み取ると、到着予定バスの一覧と行き先、現在位置、車内の混雑状況を日英2カ国語で知らせる。電子看板は貴生川駅や信楽高原鉄道信楽駅待合室、市役所、公立甲賀病院に設置し、同様の情報に加え、乗り場案内、観光情報を表示する。

 集めた乗降データは今後の路線再編に活用する。

 国や県、市の補助を受け、運行受託者の滋賀バスなどが整備した。事業費は3600万円。甲賀市のコミュニティバスは2019年度で約58万人が利用している。