【なでしこジャパン】パラグアイに7―0の圧勝 東京五輪金メダルへ向け強化着々

なでしこジャパン・高倉麻子監督

なでしこジャパンが今夏の東京五輪で金メダル奪取へ向けて満点デモだ。

1年ぶりの国際試合となった8日のパラグアイ戦で7―0と圧勝。そこで強烈な存在感を放ったのがエースFW岩渕真奈(28=アストンビラ)だ。

前半26分にスライディングシュートでチーム2点目のゴールを決めると、後半18分にはロングパスが相手GKを越えたところを詰めて追加点。2ゴールをマークし、日本代表歴代得点数で並んでいた高倉麻子監督(52)を抜いて通算31得点に。記録ずくめの大活躍となった。

そして大きな収穫は新戦力の躍動だ。18歳のMF木下桃香(日テレ)がA代表デビューを飾り、堂々のプレーを見せた。他にも多くの若手が猛アピールを繰り広げ、大舞台へ向けて選手層の厚さも証明した。

次戦は11日に国立でパナマと対戦するなでしこジャパン。悲願の金メダル獲得へ向けて着実に強化は進んでいる。

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