西武 楽天に力負け3連敗も…辻監督は20歳・上間の粘投を評価「素晴らしい闘志」

6回途中までマウンドに立ち続けた西武・上間

西武・辻発彦監督(62)が0―4と完敗した8日の楽天戦(メットライフ)で6回途中5安打4失点投球の2年目・上間永遠投手(20)のプロデビュー戦を称えた。

初回をわずか11球の三者凡退スタート。この立ち上がりを振り返った指揮官は「もっと緊張してバタバタすると思ったけどね。(茂木に)ホームランは打たれはしたけど、素晴らしい闘志で『また使えるな』という印象を受けた。インコースにも投げられていたし、あのくらいのスピード(最速145キロ)でも抑えられるんだというところ。素晴らしいピッチングだったと思う」と19年のドラフト7位、20歳右腕の真っ向勝負を絶賛した。

チームはこれで敵地・福岡でソフトバンクに3連勝後、本拠地で3連敗を喫し6勝4敗1分けとなった。

これに辻監督は「やっぱり(楽天は)すごくピッチャーも充実していて打線も調子がいい。本当に力負けですよ。この3連戦に関しては(故障者続出の)ウチが力のない状態になっていた。また、次の時にこの借りを返せるようにしたい」と現状を受け止めていた。

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