ゴルフのメジャー「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)が8日に開幕した。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で11月の開催となったため、2年ぶりに4月に戻ってきた大会は第1組の前に恒例の「オナラリー(名誉)スタート」が行われた。
1番のティーイングエリアに立ったのはジャック・ニクラウス(81=米国)、ゲーリー・プレーヤー(85=南アフリカ)と、1975年大会に黒人として初めて出場したリー・エルダー(86=米国)の3人。この光景は歴代覇者のフィル・ミケルソン(50)、バッバ・ワトソン(42=ともに米国)もグリーンジャケットを着て見守った。
日本から唯一出場の松山英樹(29=LEXUS)は午前9時48分(日本時間午後10時48分)にスタート。1番パー4のティーショットは左のファーストカットで、2打目はピン右4メートルに乗せて2パットのパーで発進。いよいよ10度目の「マスターズ」が始まった。