賞金1000万ドルのANAアバターXプライズ・コンテストのセミファイナリスト・チームが決定

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16カ国のセミファイナリスト38チームは、人の存在を遠隔地に瞬時に移動させることができるアバター・システムの開発を目指す

ロサンゼルス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 人類の重要課題の解決に向けた賞金付きコンテストの考案・実施で世界をリードするXプライズは本日、賞金1000万ドルのANAアバターXプライズ・コンテストの準決勝ラウンドに16カ国の38チームが進出したと発表しました。

日本最大の航空会社の全日本空輸(ANA)をスポンサーとするアバターXプライズは、人間の感覚、行動、存在をリアルタイムに遠隔地に配置させ、よりつながりのある世界を実現するアバター・システムの開発を目指す4年間の世界的コンテストです。アバターは、現実世界のさまざまなシナリオでタスクを実行し、その相互作用において操作者と受け手の双方に存在感を伝える能力を実証しなければなりません。将来的には、アバターは、緊急事態において救命救急の支援や即時対応を行い、あるいは探索や新しい方法でのコラボレーションの機会を提供して、可能性の限界を広げ、技能や知識の共有による影響を最大化することができるでしょう。

Xプライズのアニューシャ・アンサリ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「私たちは、ニューヨークの医師が自分の技能をバーチャルにエクスポートして、世界の自然災害に対応できる時代に急速に近づいています。ANAアバターXプライズで競い合う素晴らしいセミファイナリスト・チームの目下の仕事は、物理的な限界を打破し、変革をもたらすロボット・アバター技術によって人類そのものの能力を拡大することです。」

2021年2月、予選を通過したチームは、セミファイナリスト・チーム選考に向けて応募書類の提出を完了しました。これは技術に関する応募書類の2次選考であり、審査員団によって評価されます。各チームが、アバター・システムの能力や開発計画を詳述した総合的レポートと、その技術が稼働する様子を紹介した実演ビデオを提出しました。審査員はこれらの提出物を総合的に審査し、予選を通過した77チームの中から38チームのセミファイナリスト・チームを選出しました。

ANAアバターXプライズのセミファイナリスト・チームは以下のとおりです。

  • 1to1Robotics(米国ニュージャージー州ハッケンサック)
  • Aham(インド・バンガロール)
  • Augnition(フィンランド・ヘルシンキ)
  • AvaDynamics(米国ペンシルベニア州ピッツバーグ)
  • Avatar Quest(米国カリフォルニア州サンノゼ)
  • AVATRINA(米国イリノイ州アーバナ)
  • BellContinuous(米国テキサス州アーリントン)
  • Cyberselves(英国シェフィールド)
  • Dragon Tree Labs(ロシア・モスクワ)
  • ENZO AVATAR(コロンビア・ブカラマンガ)
  • Forged Droids(米国アリゾナ州テンペ)
  • GITAI(日本・東京)
  • H2L(日本・東京)
  • Human Fusions(米国オハイオ州クリーブランド)
  • i-Botics(オランダ・ユトレヒト)
  • iCub(イタリア・ジェノバ)
  • Inbiodroid(メキシコ・イラプアト)
  • Janus(日本・筑波)
  • Junnichi Suko(日本・東京)
  • Kimaera Dynamics(カナダ・トロント)
  • Last Mile – small world project 2(日本・大阪)
  • Limitless(スイス・ルガノ)
  • NimbRo(ドイツ・ボン)
  • Pollen Robotics(フランス・ボルドー)
  • proRobot(チェコ共和国ヴィソケーミート)
  • Rezilient(米国ミズーリ州セントルイス)
  • Robot Guru (HoloSuit)(インド・マイスール)
  • Robotics Services LLC(米国ロードアイランド州プロビデンス)
  • Roboy(ドイツ・ミュンヘン)
  • Sant'Anna(イタリア・ピサ)
  • SYNAPSE(日本・東京)
  • Team Northeastern(米国マサチューセッツ州ボストン)
  • Team SNU(韓国・蔚山)
  • Team UNIST(韓国ソウル)
  • Telexistence(日本・東京)
  • Touchlab(英国エディンバラ)
  • Virtual Sapiens(インド・チェンナイ)
  • X-Presence(日本・神戸)

全出場チームの詳細はこちらをご覧ください。

ANAアバターXプライズのエグゼクティブ・プライズ・ディレクターのデビッド・ロックは、次のように述べています。「ANAアバターXプライズで開発される画期的な技術は、人間の体験を完全に塗り替える可能性を秘めています。セミファイナリスト・チームを発表することができ、うれしく思います。今年秋に行われる準決勝のテストで、その技術を試し、人の存在感を伝える能力を体験することを楽しみにしています。」

全日本空輸のマーケティング担当上席執行役員の冨田光欧氏は、次のように述べています。「セミファイナリスト・チームが選出され、人と人のつながりに革命を起こすという私たちの夢の実現に向けて重要な一歩を踏み出すことができました。人と人をつなぐことを使命とする会社として、これら38チームが開発する技術を見られることをこの上なくうれしく思っています。各チームが私たちの想像力に火をつける革新的な方法を、移動や人のつながりが無限に広がる未来のビジョンと共に是非見てみたいと思います。」

2021年秋の準決勝テスト終了後、最大20チームが準決勝の賞金200万ドルを均等分割で受け取り、2022年夏の決勝テストに進みます。決勝テストは、800万ドルの優勝賞金獲得に向けた競争となります。

大賞は決勝テスト終了後、2022年6月に授与されます。決勝テストには、いくつかのユースケース・シナリオでアバター技術の応用例を示す特定のタスクに基づいた性能テストが含まれます。優勝チームは、多くの最新技術を統合して、操作者が遠隔地の環境で、あたかも実際にその場にいるかのように見たり聞いたり交流したりできる物理的で非自律的なアバター・システムを開発します。

ANAアバター諮問委員会は、2019年1月の発足以来、このコンテストに欠かせない存在となっています。諮問委員会は、評価の高いロボット工学専門家、ハプティクス発明家、心理学教授、トップクラスのエンターテインメント研究者、バーチャル・ワールド・クリエーター、コンピューター・ビジョン専門家などで構成されています。専門家の全リストは、追加情報および経歴と共に、こちらでご覧いただけます。

ANAアバターXプライズ、セミファイナリスト・チーム、ANAに関する詳細情報については、avatar.xprize.orgをご覧ください。

Xプライズについて

Xプライズは、第501(c)3条非営利団体であり、世界の最重要課題の解決に向けた革新的コンテストモデルの考案・実施における世界的リーダーです。現在実施中のコンテストには、賞金1億ドルの炭素回収ウイズ・イーロン・マスクXプライズ、賞金2000万ドルのNRG COSIAカーボンXプライズ、賞金1500万ドルのXプライズ・フィード・ザ・ネクスト・ビリオン、賞金1000万ドルの雨林Xプライズ、賞金1000万ドルのANAアバターXプライズ、賞金500万ドルのIBMワトソンAI Xプライズ、賞金500万ドルのXプライズ・ラピッド・リスキリング、賞金100万ドルのデジタル・ラーニング・チャレンジがあります。詳細情報については、xprize.orgをご覧ください。

ANAについて

60年以上前の1952年にわずか2機のヘリコプターで設立された全日本空輸(ANA)は、今では世界の46都市、国内50都市に就航する日本最大の航空会社となりました。

ANAホールディングス株式会社(ANAHD)は、78社から構成される日本最大の航空会社グループの持ち株会社として2013年に設立されました。これには、ANAと日本トップの格安航空会社(LCC)のPeach Aviation株式会社が含まれます。ANAHD傘下の78社は、航空輸送、旅行サービス・貿易、小売などさまざまな市場で事業を運営し、優れたサービス、責任ある企業市民、事業を運営する地域社会への投資というANAHDの共通価値を体現しています。

ANAは、ボーイング787ドリームライナーのローンチ・カスタマーであり、最大の運航会社です。そのため、ANAHDはドリームライナーの世界最大のオーナーとなっています。1999年にスターアライアンスに加盟したANAは、ユナイテッド航空、ルフトハンザ航空、スイスインターナショナルエアラインズ、オーストリア航空、ブリュッセル航空と合弁事業契約を結んでおり、真の意味でグローバルな存在となっています。

ANAHDは商業航空分野のほかに、アバターインを通して革新的な触覚ロボット・プログラムの開発を主導しています。また、JAXAや、アストロスケール、PDエアロスペースなどの他の宇宙関連企業とのパートナーシップを通して宇宙分野にも関わっています。

当社は、これまでの優れたサービスにより、スカイトラックスの最高評価である5スターを2013年から毎年獲得し、日本の航空会社として唯一8年連続してこの名誉ある賞を獲得しています。また、エア・トランスポート・ワールド誌の「エアライン・オブ・ザ・イヤー」を3回(2007年、2013年、2018年)受賞しており、この名誉ある賞を複数回獲得している数少ない航空会社の1つです。

詳細情報については、以下のリンクをご参照ください:
https://www.ana.co.jp/group/en/

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Caden Kinard, XPRIZE
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