ほとんど総崩れだ。広島は8日のヤクルト戦(神宮)に7―11で敗れ今季初の連敗を喫した。打線はヤクルト先発・奥川を攻め立て、初回に4点を奪うなど14安打7得点を上げたが、ここまで好調だった投手陣が誤算だった。
先発の中村祐はわずか3回で被安打7、6失点の大乱調。2番手の中田も1回1失点、3番手の島内は1回で3失点した。6回から2イニングを投げたコルニエルは無失点で切り抜けたが、ケムナも1回で1失点。5投手で計15安打、11失点した。
佐々岡真司監督(53)は中村祐に「せっかく(初回に)打線が点を取ってくれて、ああいう投球は情けない。乗っていけるところも乗っていけない」とばっさり。島内にも「毎回同じことの繰り返し。四球、暴投で一人相撲して…」と厳しかった。