「今夜はひとり気ままに、ワインと美食を楽しみたい!」大人がふらっと訪れる、憩いのビストロ

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地元の人がふらりと訪れるなど、大人の憩いの場として長年愛され続けているのがビストロ『サジヤ』だ。

レトロな家さながらの雰囲気で、ほっと一息つける止まり木的な存在。

一度立ち寄れば、心地良い雰囲気とクセになる料理に魅了され、帰る頃には心の中でリピートを誓うだろう1軒だ!

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素直な美味しさに学ぶ、奥渋流の“飾らない美学”

オーチャードロードから奥へ入った石畳の小道・宇田川遊歩道は、地元の人の抜け道でもある。住宅街と繁華街が溶け合うこの独特なエリアにちょこんと佇むのが、ビストロ『サジヤ』だ。

レトロな一軒屋の扉をあければ、こぢんまりした空間と、ソムリエの池上ひさかさんの穏やかな笑顔が迎えてくれる。

黒板に書かれたその日のメニューで目を引くのは、内臓料理の数々だ。

「安くてうまい食堂のような店にしたかったので、それなら内臓料理はぴったりだと思って」と田中 篤シェフ。

新鮮な内臓が手に入るため、シンプルに調理しているのだそう。

内臓入りのポテサラやトリップのカツレツなど、気取らないが目新しい料理の数々が揃う。体にすっと入り込む、素朴で優しい美味しさだ。

そんな料理にぴったりなのが、池上さんが選ぶナチュラルワイン。その秀逸なセレクトを目当てに通う、ワイン好きも多い。

内臓料理とナチュラルワイン。この抜群のコンビネーションは、一度食べたらクセになること必至だ。

上質な素材をシンプルに調理。気づけばこの味わいの虜に

「トリップのカツレツ」2,200円。

大きなトリップ(牛のハチノス)を揚げたカツレツは、こんがり焦げた衣が香ばしい。鮮度のいいトリップは臭みもなく、旨みはあるがさっぱりした味わい。

小さく切ったトマトやきゅうり、ハーブなどをビネガーで和えたソースやマスタードを添えて。

軽やかな赤ワインや白ワインと一緒に味わいたい。

S字にカーブした木のカウンターは、スタンディング席。

オープンキッチンで賑やかだ。

フレンチの重鎮・酒井一之シェフ率いる名店『ビストロパラザ』で料理を学び、独立。

気取った料理よりも素朴でシンプルな料理を得意とし、ナチュラルワインと合う滋味深い一皿を供す。

店主に聞いた奥渋の名店

「SPBS本店」

本屋と編集部が併設された楽しいハイブリッドな人気店がこちら。

「この店で友人が制作している雑誌を見つけて、とてもうれしい気持ちになりました」と店主。

息抜きがてらふらりと訪れることが多いそう。

TEL:03-5465-0588

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※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、2021年3月19日時点の情報です。