アルファタウリ・ホンダF1、段階的なアップデートを計画「スペインまでに大きく改良する」

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 アルファタウリ・ホンダF1チームのテクニカルディレクター、ジョディ・エギントンは、今後のレースでAT02に小規模な空力アップデートを加えていき、第4戦スペインGPまでには大きくパフォーマンスを改善させるプランで動いていると明かした。

 AT02・ホンダはプレシーズンテストで速さと優れた信頼性を示し、2021年開幕戦バーレーンGPでピエール・ガスリーが予選5番手を獲得、決勝ではルーキー角田裕毅が9位入賞を果たすなど、高いポテンシャルが見られた。

 しかし今年もF1の中団は非常に接戦であり、そのなかで上位のポジションを占めるためにはさらなる改善が必要になる。

「すでに開発を進めている。空力面の開発だ」とエギントンは語った。

「今年の新規則によりフロアが大幅に変わり、ディフューザーも変わった。マシンリヤの空力的な機能が変化したのだ」

「誰もが空力負荷を取り戻そうとしてきた。我々はそれなりの量を回復することができたので、マシンが空力的により幅広いウインドウで機能するよう、作動領域の拡大に努めている」

「特に低速における改善を図りたい。ドライバーがそれを活用できれば、もっと速くなる」

2021年F1第1戦バーレーンGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

 エギントンは、チームはAT02への理解を深めつつあり、それによって開発の方向性を定めることができたと語った。

「このマシンについて理解を深めることができたと考えている。それによって『よし、それでは何をターゲットにしようか』と考えることができる」

「それが空力面の開発であり、レギュレーション変更に影響されたエリアからさらにパフォーマンスを引き出すことだ。その変更によって他の部分に混乱が生じないようにする必要もある」

「イモラには新しいものをいくつか持ち込む。ポルトガルでも、スペインでも同様だ。つまり徐々に新しいものを加えていくということだ。大注目を集めるようなものはないが、スペインまでには大きな一歩を踏み出せるはずだ」