新型コロナ変異株県内厳戒 「流入は時間の問題」

 感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異株が全国で急拡大する中、感染未確認の本県も「ウイルスの流入は時間の問題」と警戒感が強まっている。専門家は「県内で変異株が流行すれば、感染者は『第3波』以上になる恐れがある」と指摘し、医療体制の逼迫(ひっぱく)につながることを懸念。早期発見で感染を封じ込めようと、県は変異株に対応する検査体制を整え、コロナ陽性患者への積極的な検査を進めている。

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