全国の市町村で13番目の面積。庄原市長選は現新2名の争い!

4月4日に告示された庄原市長選には、現職の木山耕三(きやま・こうぞう)氏(67)、新人の伊井啓太(いい・けいた)氏(34)、新人の田中五郎(たなか・ごろう)氏(74)の無所属3名が立候補しました。投開票は4月11日に行われます。

今回は木山市政の是非、人口減少・少子高齢化対策などが主な争点と考えられます。

「行ってみたい・住んでみたい」と思われる庄原を

木山氏は日本大学経済学部卒業。富士観光株式会社取締役、株式会社帝釈峡遊覧船取締役、株式会社帝釈峡遊覧船代表取締役等を経て、1995年から広島県議を3期連続で務めました。2013年の庄原市長選に初当選、2017年に再選。今回は3期目への挑戦となります。

木山氏は以下の政策を掲げました。

・農林や畜産などの基幹産業を「もうかる産業」に
・新しい社会福祉の形をつくる
・人口減少を最重要課題と位置づけ、担当チームを設けて歯止めを掛ける

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誰もがしあわせを実感できるまちへ

伊井氏は旧 東城町出身、関西大学経済学部卒業。広島市役所職員、庄原市社会福祉協議会職員、衆議院議員事務所勤務、林業現場勤務を経験しました。

伊井氏は以下の政策を掲げました。

1 参画・協働のまちづくり(市民起点、現場重視、成果志向)
・市民との対話を重ね、市民の挑戦を応援します。(市民起点)
・地域創生の拠点をつくり、ジェネラルマネージャーを配置して市民とともに活動します。(現場重視)
・市政と職員の目標を明確にし、成果を志向する新しい自治体マネジメントを導入します。(成果志向)

2 子ども・子育て・教育の充実
・妊娠から出産、子育てに切れ目なく寄り添う「ネウボラ機能」を充実させます。
・「遊びは学び」を基本とした乳幼児教育・保育を充実し、生涯にわたって主体的に学び続ける基盤をつくります。
・生まれや育ちに関わらず未来を切り拓く力を養う初等教育に取り組みます。 ほか

農林業の振興と、年配者の対策に力を入れたい

田中氏は広島県立広島農業短期大学卒業。広島県農業会議事務局職員、広島県職員、旧 高野町長を経て、2005年から庄原市議を3期連続で務めました。現在はアスパラガス農家として会社を経営しています。

田中氏は以下の政策を掲げました。

・農林業から庄原を元気にする
・荒れた農地の保全のため、牛を放牧する
・庄原全体を美しい環境の公園に整備し、農業振興を図る

 

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