新型コロナワクチン、8人副反応 1人はアナフィラキシー 熊本県

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 熊本県は8日、県内で進む新型コロナウイルスワクチンの医療従事者向け接種で、副反応が疑われる症状が合計8人に出たと明らかにした。3月下旬までに報告された5人の中の1人が、国の審議会で重いアレルギー反応のアナフィラキシーと評価された。

 県によると、3日時点で対象者約8万5千人のうち、約2万1千人が少なくとも1回目の接種を終えた。アナフィラキシーと評価された1人は1回目の接種後、のどの違和感やせきなどの症状が出た。入院はせず、2日後に症状はほぼ落ち着いたという。12日からの高齢者向けワクチン接種を前に会見した木村敬副知事は「接種部の痛みや頭痛など、副反応は起きうると思っておいてほしい」と呼び掛けた。

 高齢者向け接種について県は、今月最終週までに全市町村にワクチン67箱(約3万3千人分)を配布。その後は、国の方針に基づき、高齢者人口に応じた配分をする見込み。(内海正樹)