【MLB】大谷翔平、マメの治療で次回先発は13日以降に延期 指揮官「怪我が完治してほしい」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

3月のオープン戦では右手中指のマメを潰して7失点

エンゼルスのジョー・マドン監督は8日(日本時間9日)、大谷翔平投手の次回先発予定について少なくとも12日(同13日)からのロイヤルズ戦以降になると示唆した。4日(同5日)の今季初登板から中7日以上の登板感覚を空けることについて「恐らく来週になる。彼はマメの治療を受けているところ。状態は断然良くなっている。我々としては、この怪我が完治してほしいし、今年問題にならないでほしいと思っている」と語った。

マドン監督はこの日の試合後、大谷の登板日決定のメドについて「来たる週の初めにわかるだろう」と発言。11日(同12日)までのブルージェイズ戦にはヒーニー、キンタナ、カッブを先発させることを明らかにした。エンゼルスはその後、12日(同13日)からロイヤルズと3連戦を戦い、16日(同17日)からは本拠地に戻ってツインズとの3連戦を迎える。

大谷は3月29日(同30日)、ドジャースとのオープン戦で、右手中指のマメを潰した影響で2回1/3で3奪三振5四球4安打、NPB時代を含めて自己ワーストタイとなる7失点と乱調。ただ、その後は予定通り4日のホワイトソックス戦で今季初先発。公式戦自己最速タイとなる101.1マイル(約162.7キロ)をマークするなど5回途中2安打3失点(自責1)だった。

この日は「2番・DH」でスタメン出場。7回の第4打席で同点の右前適時打を放ち、2試合連続安打をマークした。5打数1安打、1打点、1四球で打率.280。快音を続ける打撃の一方、投手としては万全を期してマウンドに上がることになりそうだ。(Full-Count編集部)

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