佐藤健 一緒に戦い抜いたスタッフとの鑑賞に「感慨深い」 「るろうに剣心 最終章」IMAX上映イベント

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「るろうに剣心 最終章 The Final」のIMAX・4DX・MX4Dでの公開を記念したイベントが、4月8日に都内で実施された。イベントには、佐藤健、武井咲、新田真剣佑、大友啓史監督が、「るろうに剣心」シリーズを作り上げてきた制作スタッフと一緒に、IMAXで「るろうに剣心 最終章 The Final」を鑑賞。鑑賞後には、IMAXの大画面で見た本作の感想や魅力を語った。

6階建てビルに匹敵する巨大スクリーン(約高さ18m×幅26m)で見終えたばかりの佐藤は、「本編を見るのが3、4回目なんですが、今日が一番グッときました。今後はIMAX一択です!大迫力の映像を映す技術も素晴らしかったんですが、それをともに戦い抜いたスタッフの方々と見られたことに感慨深いものを感じました」「スタッフの方々と一緒に見る機会はなかなかないので、こんな“特別な日”を迎えられて役者としても幸せですし、皆さんと一緒にこの作品を作れたのが僕にとっての財産」と、感無量の面持ちで語った。

さらに佐藤は、「今日は特にまっけん(新田)のまつ毛ばかり見てました(笑)。まつ毛が2mくらいあったと思う!長いなって見てました」と語った。その新田は、「目の奥の奥にあるものが伝わってくるとおっしゃってましたが、本当にその通り」と驚きを語り、監督も「奥にある真逆の感情や、複雑な感情がみえるのが魅力」と、IMAXの魅力を力説。一方の武井は「弥彦が泣いているところにぐっときました」と明かした。

繊細な動きまで捉えられていることに、佐藤は「ちゃんと細かいところまでやらなければと、今後はもう手を抜けない(笑)」とジョークを交えて語りつつ、「エキストラさんの芝居も見られる。今日は自分以外のところも見られて発見があった」と感慨深げに語った。監督も「これだけ汚しが効いていると嬉しい。この大画面だとやってないことが見えてしまうから、どんどんレベルが上がっていくと思う」と、今後の映画業界の向上にも期待を寄せていた。

イベントでは、「The Beginning」のIMAX上映決定も発表された。佐藤は「”IMAX一択”なので嬉しいです!今日みたいな試写会またやりたい」と熱望。監督は「うれしいです。「The Beginning」はIMAXにもっと向いていると思う。より奥行きが出るので、また違った良さが見えてくるはず」と自信を見せていた。

「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」は、2012年に1作目が公開された、和月伸宏の漫画を原作にした映画「るろうに剣心」シリーズの完結編。「The Final」では、原作の最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに、最恐の敵・縁とのクライマックスを描く。「The Beginning」では、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、剣心の「十字傷の謎」に迫る。

【作品情報】
るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning
The Final 2021年4月23日(金)/The Beginning 2021年6月4日(金) 2部作連続ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

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