ラ・リーガがカラの人種差別疑惑を調査 確固たる証拠はなかったと判断

 ラ・リーガはカディスのカラがバレンシアのムクタール・ディアカビに発したとされる人種差別発言に関して、決定的な証拠はないと判断した。

カラがディアカビへの人種差別発言を否定 バレンシアは怒りの声明「君を信じない」

 事件はラ・リーガ第29節カディスとバレンシアの一戦で発生し、カラが人種差別的な侮辱発言をしたとしてディアカビが激高。試合が中断する事態となると、翌日にはディアカビがTwitterで耐えがたい言葉を受けたと主張する動画を上げた。同日の記者会見でカラが否定し、バレンシアがオフィシャルサイトで謝罪すべきと抗議している。そんな中ラ・リーガが同件に関し音声と映像の専門家による調査を開始。「くそ」や「ほっといてくれ」といった言葉は確認できたものの、ディアカビが主張した人種差別発言はなかったとして、カラへ同等の処分は下さないと判断した。

ラ・リーガは人種差別発言はなかったと判断 Photo Quality Sport Images

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