夏目三久を寵愛し復活を支えた“芸能界のドン”が「有吉を潰さなかった理由」

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人気バラエティタレントの有吉弘行と、フリーアナウンサーの夏目三久が4月1日に電撃入籍した。各方面から祝福の言葉が寄せられているが、この電撃婚により、あらためて5年前の日刊スポーツの記事が注目されている。

「2016年8月24日、日刊スポーツが1面で『夏目アナと有吉熱愛!すでに妊娠』と報道し、世間を驚かせましたが、すぐに夏目が所属する『田辺エージェンシー』が事実無根と抗議。法的手段も辞さない構えだったうえ、有吉が所属する『太田プロダクション』も、当初こそ交際は認めていたものの、その後、記事を否定したため、日刊スポーツは誤報だったとして謝罪しました」(芸能ライター)

だが、5年後に2人は結婚。しかも、“5年愛”というから、日刊スポーツの記事は、妊娠を除けば、間違っていなかったということになる。

「『田辺エージェンシー』の田邉昭知社長が夏目を寵愛していたのは業界では周知の事実。日刊の情報源は、田邉社長を敵視する大手プロのオーナーと取り巻きのKで、田邉社長の予想外の逆鱗に触れて、記事が誤報にすり替わってしまった。背景には、熾烈な芸能界の勢力争いがあったと言われていますが、真相はいまだにわかりません」(前同)

夏目といえば、東京外国語大学卒業後の2007年、日本テレビに入社。アナウンス部に配属され、将来を期待されたが、09年に大手広告代理店勤務だった恋人との写真が流出。その中に、避妊具を手にした夏目の写真があったことから、当時、日テレの会長だった故・氏家斎一郎さんの逆鱗に触れ、仕事が激減。11年、日テレを追われるように退社した。

フリーに転身した夏目は、タモリや研ナオコらが所属する大手プロ・田辺エージェンシーに所属。すると、まだスキャンダルの余波があるなかにもかかわらず、日レ系日曜夕方の看板報道番組『バンキシャ!』のキャスターに返り咲き、さらにその翌年には、TBS系朝の情報番組『あさチャン!』のキャスターに就任した。

夏目が田辺に所属した直後、筆者は田邉社長から「夏目は性格が良くて、才能もある。だからマネジメントを引き受けた」と聞いていた。夏目に対する田邉社長の力の入れ方は半端ではなかった。

「田邉さんが結婚したのは、歌手の小林麻美。独身時代の交際相手は女優の篠ひろ子。長身でスリムな女性が好み。夏目もその好みに合っていたんでしょう」(田邉社長と親しかった芸能関係者)

そんな田邉社長が寵愛する夏目を襲ったスキャンダルが、16年8月に日刊スポーツが報じた『夏目アナと有吉熱愛!すでに妊娠』という記事だった。突然の報道に他紙が取材に動くと、有吉サイドは当初、「昨年末まで交際していたが、現在は別れている」と、結婚・妊娠こそ否定したものの、交際の事実は認めた。

ところが、その後、“記事は事実無根“と全否定に転じたのだ。

「日刊スポーツの記事に“芸能界の影のドン“と呼ばれる田邉社長が激怒したことで、ワイドショーがスキャンダルを黙殺。それまでメディア対応で表に出ることがなかった田邉社長自ら、他紙による後追い取材をストップさせ、日刊スポーツに誤報と認めるよう動いた。それで、『太田プロ』もビビって“事実無根”と全否定に転じたんです」(前同)

田邉氏の逆鱗で一時は有吉が芸能界から干されるのでは、という情報も飛び交ったが、結局、レギュラー番組が消えることはなかった。

「交際報道を否定する代わりに、“有吉を潰さない”という話で太田プロが手打ちしたことは想像に難くありません。実際、2人は一時期別れていたのでしょう」(前同)

あれから5年。2人の電撃入籍情報をいち早く掴んだのは、かつて誤報を認めて謝罪した日刊スポーツだった。

芸能プロとスポーツ紙の持ちつ持たれつの関係は、いつまで経っても変わらない。大手芸能プロに左右されない芸能スクープは、今では「文春オンライン」に期待するしかなさそうだ。