Rマドリード・ジダン監督「今季限りで辞任」報道 地元メディアは否定も将来は…

去就の情報が錯綜するジダン監督(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督(48)の将来について同国メディア「デフェンサセントラル」が報じた。

地元テレビ局「テレマドリード」が8日に2022年6月末まで契約のあるジダン監督が今季限りで辞任を検討していると報道したことに、同メディアは「退団を当然のことと見なし始めているメディアもあるが、ジズー(ジダン監督の愛称)は、まだ夏の間に何をするか確固たる決定をしない」と伝えた。

今季のRマドリードは今季序盤に出遅れたものの、現在リーグ3位と十分に優勝を狙える順位にいる。また、欧州チャンピオンズリーグも準々決勝を戦っており、2冠のチャンスがある中、決断を下すには早すぎる状況だ。同メディアは「現時点で彼は意図は契約をまっとうすることだ」と指摘した。

その上で同メディアはジダン監督の将来についても言及。「Rマドリードは、ジズーがフランス代表の指導を楽しみにしていることは認識している。(現フランス代表監督の)ディディエ・デシャン(52)から引き継ぎたいというのは秘密ではない」とし「ジダン監督が可能と考えているもう一つの目的地はビアンコネロ(ユベントス)だ。ジズーが理想のサッカーに近づくためにもお気に入りのクラブだ」と報じている。

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