【WWE】カイル・オライリーが“逆ラストショット”でアダム・コールとの遺恨戦制す

アダム・コール(左)にラストショットを決めるカイル・オライリー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州セントピーターズバーグ7日(日本時間8日)発】WWE・NXTの「NXTテイクオーバー:スタンド&デリバー」(7、8日)初日大会が開催され、仲間割れしたジ・アンディスピューテッド・エラのアダム・コール(31)とカイル・オライリー(34)がアンサンクションド戦で激突した。

ゴングが鳴るとにらみ合った2人は激しく殴り合い、オライリーがクロスボディーからアーム・バー、コールはオライリーをバリケードに叩きつけた。

オライリーが解説席上でブレーンバスターを放てば、コールもテレビモニターをオライリーの顔面に叩きつけて攻撃が激化。レフェリーが注意するとコールは「黙れ」と殴ってKOしてしまった。続けてパナマサンライズを決めるもカウントが入らずに試合は続行となった。

さらに場外戦でコールがギロチンを決めたオライリーを床に叩きつけてステージを破壊。とどめのラストショットを狙ったが、逆にこれをアンクルロックで回避したオライリーがコールにおきて破りの逆ラストショットを決める。さらにローブローをコールに放つとコーナートップからヒザにチェーンを巻きつけたダイビング・ニードロップを叩き込んで3カウントを奪った。

壮絶な遺恨戦を制したオライリーは担架で運ばれるコールを見下ろしながらリングを後にした。

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