移住住宅 シンプルに 日南市と「無印」コラボ

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「無印良品」のシンプルなデザインで統一された日南市の移住促進住宅

 コロナ禍で地方への移住に関心が高まる中、日南市は無印良品を展開する良品計画(東京)と連携し、市所有の移住促進住宅をリニューアルした。「無印」らしい白を基調とした心地よい空間に一新。仕事や住居を探す移住希望者は無料で10日まで滞在できる。
 移住促進住宅は築30年の間取り2LDKで延べ床面積は88平方メートル。同市南郷町の目井津ケ丘団地にあり、目井津港を見下ろす絶好の眺望を誇る。
 「無印」は飽きのこないシンプルなデザインの生活雑貨や衣料品などが幅広い年代に支持。今回は台所とリビングを改装し、炊飯器や冷蔵庫などの家電のほか、食器や流し台も「無印」の商品が並ぶ。リビングは麻の畳にオリジナルの飫肥杉製座卓を置き、窓際にはリモートワークにも使える机も設置。ウッドデッキも新設し、手軽に移動できるようにと自転車も2台準備した。事業費は移住に関するアンケート調査などを含め約500万円。
 同住宅を利用できるのは市外に住所があり、同市への移住を検討していて職や住居を探している人。利用日数は3~10日。観光やレジャー目的の利用はできない。台所やリビング以外の部屋の一部も本年度に改装を進め、無線LANも整備する予定という。
 同市総合戦略課は「テレワークや地方移住に関心が高まる中、この家を活用することで移住へのハードルを下げてほしい」と話している。予約は平日午前9時~午後4時に同市移住定住相談窓口(電話)090(8355)3900。