【富士フイルム・スタジオアリス女子】前週Vの稲見萌寧「気持ち入らないまま…」暫定20位発進

稲見萌寧

ゴルフの国内女子ツアー「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」初日(8日、兵庫・花屋敷GCよかわC)は午後6時13分に日没サスペンデッドとなり、全組がホールアウトできなかった。前週の「ヤマハレディース葛城」優勝の稲見萌寧(21=都築電機)はイーブンで暫定20位だった。

大会は中継関係者がPCR検査で陽性となったために濃厚接触者の有無の確認と関係個所の消毒のために開始が6時間半遅れた。

稲見は朝にスタートが遅れる連絡を受けた際は「どうにかして、やるんだろうと思った」というが、昼前の時点では「今日はやらないんじゃないか、と思ってしまって、気持ちが入らないままコースに来てしまったのがあった」と打ち明ける。

前週Vの疲れが抜け切れていない上に気温が下がってきた午後4時過ぎのスタートで「寒いのはわかっていて着込んだけど、対応できないぐらい」の冷え込みを感じながらも8ホールを1バーディー、1ボギーで終えた。

午前7時半からプレー再開となる2日目に向けては「どこまで回れるかわからないけど、1ホール、1ホールを丁寧にプレーしたい」と話していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社