バルセロナとのクラシコに臨むジダン監督「メッシを残留させてほしい」

Rマドリードのジダン監督(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督(48)が9日、同1部バルセロナのエースでアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の来季残留を希望した。

ホームで行われる10日のクラシコことバルセロナ戦に臨むRマドリードは首位のアトレチコ・マドリードと勝ち点差3、2位バルサと勝ち点差2の3位。それだけに逆転のリーグ制覇へ重要な一戦となるが、同国紙「ムンドデポルティボ」によると、指揮官は「困難で要求の厳しいゲームをするつもりだが、準備はできている」と意欲を語ったという。

バルセロナのエースFWメッシへの対策については「彼がどんなプレーヤーであるかは知っており(対策は)変わらないでしょう。私たちはメッシに対してではなく、バルサと対戦する。すべての面で非常に優れており、彼らの力に対抗しようと思う。良いゲームをしたい」とコメントした。

一方で、指揮官はメッシの去就問題にも言及。今季限りでバルセロナと契約満了なるメッシは今夏に退団する可能性があり、最後のクラシコになるかもしれないことに「彼をバルセロナに残留させてほしい。そこで問題はない」と、来季の残留を求めたという。

ジダン監督はメッシの今後も気になるようだが、まずは今回のクラシコに勝利し、逆転でのリーグ制覇に弾みをつけたいところだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社