RAV4とRX-8の元祖はコレだった!? カッコよすぎる魅惑のコンセプトカー3選

モーターショーに出品されるコンセプトカーは市販間近のモデルのほか、未来のデザインを示すモノなどさまざま。今回は市販モデルの発売前に登場したコンセプトカー3台をご紹介! 一体市販モデルとどの程度違うのか? 魅惑の3台をみていこう!

マツダ RX-EVOLV

可愛らしい見た目がイイ! 大人気RAV4の元になったモデル

市販モデルとは異なり、コンセプトカー時代は丸目ヘッドライトが特徴であった

今やトヨタでもっとも売れているRAV4だが、初代モデルが登場したのは1994年のこと。そこから遡ること5年前の1989年の東京モーターショーで登場したのがRAV-FOURだった。

当時、国産のコンパクトSUVといえばスズキ エスクードくらいなもので、いわば独壇場であった。そこにトヨタが本気で開発を行ったというわけ。しかもコンセプトカーを初お披露目してから5年という歳月を経ているため、その本気度はかなりのモノだったのだ。

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現行RAV4まんま! 一体どこが違う!?

現行モデルと比べるとフロントガラスの大きさなどは微妙に異なるが、それ意外のデザインはほとんど同じ

2017年に初お披露目となったトヨタ FT-ACは、今になってみてみるとトヨタ RAV4にそっくりなコンセプトカーであった。だが、当時はオフロード色の強いデザインから次期型ランドクルーザーか? などさまざまな憶測を読んだが、初登場から2年後の2019年に見事新型RAV4として市販化となったであった。

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RX-8の元はコレだった! まさかの4ドアで衝撃の登場

あっさりフェイスも今見ると新鮮でカッコいい

スポーツカー人気が下火になりつつあった世紀末。1999年の東京モーターショーに突如として姿を表したのがマツダ RX-EVOLVだ。車名にRXとある通り、ロータリーエンジンを積むRX-7の後継モデルと考えられていた。

事実4年後の2003年にRX-8としてデビューすることになるのだが、全く異なるのがコンセプトだ。歴代RXは全て2ドアスポーツモデルであったが、このコンセプトカーは4枚のドアを備えたスポーツセダンというイメージであった。そのため、本当にRX-7の後継か? とも言われたが、市販モデルはよりスポーツカーらしいデザインにまとめ上げられたいた。

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今見ればこのRX-EVOLVも斬新なデザインであったために、RX-8とは異なるスポーツセダンとして誕生させるのもイイかもしれない。

今回はこのままの姿で市販化されればいいのに! という3台のコンセプトカーをご紹介したが、いかがでしょうか? 衝突安全性や各国の法規をクリアするには難しい面もあるだろうが、このワクワクするコンセプトカー、姿そのままで市販化してほしい! と思うクルマだらけであった。

【筆者:MOTA編集部】

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