ぺこぱが副音声&裏実況配信! なでしこジャパンの一戦を国立競技場から生中継

日本テレビ系では4月11日に「女子サッカー 国際強化試合 なでしこジャパン×パナマ女子代表」(午後1:25)を東京・国立競技場から生中継。ゲスト解説には岩清水梓選手が登場し、番組公式ホームページ(https://www.ntv.co.jp/soccer/)で配信される副音声&裏実況配信には、ぺこぱ(シュウペイ、松陰寺太勇)が出演する。

東京五輪女子サッカー開幕のおよそ100日前に行われるこの試合は、決勝の舞台・国立競技場での開催となるため、本番さながらのテストマッチに監督・選手はもちろん、見る側にとっても金メダル獲得への高揚感が高まる一戦だ。

なでしこジャパンのメンバーは、現在キャプテンを務めているDF・熊谷紗希(リヨン/フランス)がチーム事情のため招集外となったが、高倉麻子監督体制以降、最多得点のエース、FW・岩渕真奈(アストンビラ/イングランド)や、今年1月にイタリアの名門・ミランに移籍した司令塔、MF・長谷川唯ら海外組6人が中心となり金メダル獲得へチームをけん引。国内からは、18歳の木下桃香(日テレ・ベレーザ)ら国際Aマッチ出場経験のない選手が6人入り、高倉監督が「東京五輪に向かって最強のチームを作るために選んだ」と語っているように、東京五輪代表メンバー18人に入るための激しいサバイバルも展開される。

対戦するパナマ女子代表は、東京五輪予選で惜しくも敗退し出場は逃したものの、「運動能力が高く、南米のサッカーに少し寄ったすごく自由でテクニックのある選手が多く、粘り強いサッカーをしてくる!」と高倉監督も警戒する対戦国だ。

ゲスト解説を務める岩清水選手(日テレ・ベレーザ)は、なでしこジャパンでも長年プレー。2011年のなでしこジャパンの世界一や2012年のロンドン五輪銀メダルの経験もあることから、現役選手として同じ日テレ・ベレーザでプレーする選手や対戦相手として戦うなでしこの選手たちの特徴を、岩清水選手の目線で深く掘り下げていく。

そして、同局のサッカー情報番組「サッカー★アース」(関東ローカル、不定期放送)のMCを務めるぺこぱは、3月25日に同系で放送された「サッカー日本代表 国際強化試合 日本×韓国」に続き、今回が2回目のサッカー中継への出演となる。

ぺこぱは、日韓戦でのサッカー中継初出演を振り返り、「久しぶりにスタジアムでサッカーを見ることができて、しかもそれが日韓戦だったということもあって、とても楽しめましたが、自分の感想を伝えながら試合を見るのはなかなか大変でした。ただ、普段サッカーを見ない方から、ぺこぱきっかけでサッカーを見て楽しかったとの声もいただいたので、うれしく思っています」(シュウペイ)、「まず、勝ててよかった! そして、スタジアムで代表戦を見るのは初めてだったので、とても楽しかったです。あと、“ロンリネス”の使い方が自分の中でもフワフワとしていたので、次はそこをハッキリさせて臨みたいと思います」(松陰寺)と感想を語る。

また、今回の放送では、ぺこぱ自ら“ディレクター”となって指示を出す、「ぺこぱカメラ」が設置される。シュウペイは「ゴールを決める選手に注目が集まりますが、中盤の選手からボールがつながってゴールが決まったというところに注目して、ボランチあたりから前線へのパスの出しどころなどのシーンを紹介できたらと思っています」とサッカー経験者としての視点でコメント。松陰寺はそんなシュウペイに注目し「最終的には、サッカーをしっかり解説しているシュウペイを撮るところまで行けたらと思います」とアピール。

そして、中継へ向けシュウペイは「新しい国立競技場に初めて行くので、まずは国立でのサッカーの試合が楽しみです。そして女子サッカーは、今年9月からWEリーグも始まるので、選手たちのプロ意識が高まっていると思いますし、五輪で日の丸を背負う使命感などもプレーから垣間見えると思うので、いいプレーをピックアップして女子サッカーの楽しさをお伝えできればと思います」と意気込み、松陰寺は「やっぱり、なでしこジャパンもぺこぱが来たら勝つという“不敗神話”をここから作りたいと思います! 選手より負けるのを怖がっています」と笑った。

さらに、中継では、注目選手を映像で追うとともに「キャッチコピー付けまSHOW!」と題して、選手の特徴も紹介。Twitterにて「#ぺこぱじゃぱん」のハッシュタグを付けて、視聴者からもなでしこジャパンの選手たちのキャッチコピーを募集し、適宜伝えていく。

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