【フロリダ州セントピーターズバーグ9日(日本時間10日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会が配信され、SDタッグ王座戦フェイタル4WAYマッチは王者のドルフ・ジグラー(40)、ロバート・ルード(43)組が、頭脳的プレーで防衛を果たした。
前王者のストリート・プロフィッツ(モンテス・フォード=30、アンジェロ・ドーキンス=30)、レイ・ミステリオ、ドミニク・ミステリオ(24)の親子コンビ、チャド・ゲイブル(35)、オーティス(29)の実力者チームがそろった一戦は、予想通り大混戦となった。
まずミステリオ親子がゲイブルにトペと場外空中弾の競演を見せ、ジグラー組にダブルの619を叩き込む。しかしここで一番チーム歴が長い前王者ストリート・プロフィッツが奮起。ドーキンスがゲイブルをパワースラムで叩きつけ、すかさずフォードが超高角度のフロッグスプラッシュを決めて、王座奪還と思われた。
ところがここで数分間、死んだフリを決め込んでいた試合巧者の王者組が一気にリングに飛び込み、ジグラーがカバーに入ろうとしたフォードにスーパーキック一撃。すかさずルードがゲイブルを押さえ込んでまんまと王座防衛に成功した。