あす11日(日)も全国的によく晴れる見込み。空気が乾いているので洗濯にも良い日和となりそうだ。
　ただ、来週は天気が下り坂で、13日(火)から14日(水)は広い範囲で雨の予想。大雨となるおそれもあり注意が必要だ。

乾いた晴天は11日(日)も続く

　あす11日(日)も日本列島は高気圧に覆われるため、全国的に日差しに恵まれそうだ。
　空気が乾燥していて、湿度が30％以下となる所が多くなる予想。洗濯には良い日和だが、火の取り扱いには注意が必要となる。
　午後は関東甲信の山沿いや九州南部で次第に雲が増えるが、天気の崩れはほとんどない見込み。

　最低気温は5℃前後の所が多くなる。10日(土)の朝と比べるとやや高いものの、内陸の地域では引き続き遅霜に注意が必要だ。
　日中は気温が高くなり最高気温は関東から西で20℃前後の予想。日本海側もあす11日(日)は気温が上がり、金沢ではきょうより4℃高い17℃まで上がって暖かくなる見込み。朝との気温差が大きくなるので、脱ぎ着しやすい服装が良さそうだ。

来週中ごろは広範囲で雨　荒れた天気に注意

　12日(月)は高気圧をまわって南から湿った空気が流れ込む影響で、西日本から天気は下り坂となる。
　13日(火)から14日(水)にかけては広い範囲で雨・風ともに強まり、荒れた天気となる予想。特に西日本～東日本の太平洋側では、非常に湿った空気が集中的に流れ込んで土砂降りとなる所もありそうだ。大雨のおそれもあり、今後の情報に注意したい。

（気象予報士・佐藤俊和）