シントトロイデンの鈴木優磨がステップアップへ意気込み

鈴木優磨

ベルギー1部シントトロイデンのFW鈴木優磨(24)の成り上がり願望が燃えさかっている。

2019年夏に移籍し、今季はすでに17ゴールを決めて日本人の欧州リーグ最多得点記録を更新。かねて目標にしてきた欧州でのステップアップも現実味を帯びてきた。
成長著しいストライカーは、ベルギーメディア「HLN」に「どこに行くかはまだわからないが、夢見ているのは最高レベルでプレーすること。欧州チャンピオンズリーグでプレーすることや、欧州の主要リーグ、できればイタリアでプレーして多くの得点を挙げていきたい」と宣言した。

他クラブと同様にシントトロイデンも新型コロナウイルスで損失が拡大しており、今夏にはレギュラークラスも例外にせず、売却する方針という。その最大の候補が鈴木となっているようだが、本人にとってはチャンスだ。

シントトロイデンからは日本代表DF冨安健洋(22)が、イタリア1部ボローニャへ移籍。鈴木もそれに続けるか注目される。さらなる活躍を見せれば、なかなかお呼びがかからない日本代表招集も不可能ではないさそうだ。

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