１８日にスタートするＷＯＷＯＷ開局３０周年記念「連続ドラマＷ 華麗なる一族」の制作発表会見が６日、都内で行われ、主演の中井貴一、向井理、Ｋｉｓ－Ｍｙ－Ｆｔ２の藤ヶ谷太輔、内田有紀らが出席した。
山崎豊子さんの経済小説が原作。大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介（中井）を中心に、一族の繁栄と崩壊を描く。キャスト陣のうち、大助の長男・鉄平を向井、次男・銀平を藤ヶ谷が演じる。
各メディアによると、向井と藤ヶ谷は過去に共演経験があり、今回は全くタイプが違う兄弟役。向井は藤ヶ谷の役どころについて「『冷めて俯瞰（ふかん）で見ている冷たい男』っていうのが、普段の藤ヶ谷くんとすごくリンクしていて良かった」と冗談交じりに言うと、藤ヶ谷は「兄さん！兄さん！」とツッコみ、息ピッタリだったという。
「０７年のＴＢＳ系のドラマ版では藤ヶ谷の事務所の先輩の木村拓哉が主演で鉄平役を演じ、銀平役を演じたのは山本耕史。さすがに、藤ヶ谷も木村と同じ役だったら演じづらかったはずだが、違う役なので気兼ねなく演じることができているはず」（芸能記者）
藤ヶ谷はグループでデビューする以前の１９９９年に日本テレビ系「怖い日曜日 友達のＪ君」でドラマ初出演を果たした。
２０１２年７月期のＴＢＳ「ビギナーズ！」で連続ドラマ単独初主演を務め、１４年２月公開の「劇場版仮面ティーチャー」で映画初主演を務めるなど俳優としての経験も豊富だ。
「今作はＷＯＷＯＷがかなりの力を入れていることもあって注目度は高い。そこでの好演が評価されれば、藤ヶ谷は俳優として大きくステップアップできそうで、なかなかない大チャンス」（同）
チャンスを生かしてほしいものだ。
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