福岡県知事選(3月25日告示、4月11日投開票)に、無所属で新人の星野美恵子氏(70)が立候補しました。星野氏は共産党の推薦を受けています。
なお、福岡県知事選には自民・立憲・公明・社民の4党が推薦する無所属新人の服部誠太郎氏(66)も立候補しています。
福岡中央高校卒業。民放労連九州朝日放送労働組合専従書記を経て、福岡市議を7期務める
星野氏は1950年福岡市生まれ、福岡県立福岡中央高校卒業。民放労連九州朝日放送労働組合専従書記を13年間務め、1983年から2019年まで福岡市議を計7期務めました。福岡市監査委員、福岡市議会決算特別委員会委員長、日本共産党福岡市議団団長等を歴任。現在は新日本婦人の会福岡中央支部副支部長を務めています。
星野氏が掲げる政策とは
星野氏はホームページにおいて以下の政策を公表しています。
<だれ一人取り残さない県政を>
コロナ対策に全力をあげ、いのちと暮らしを守る。
ジェンダー平等をすすめ、ケア・社会保障に手厚い県政に。
1.コロナ対策に全力をあげ、いのちと暮らしを守る。
(1)いのちを守り、無症状感染者を発見・保護するため、PCR検査等を抜本的に拡充します。
(2)休業や時短への補償・支援など地域経済や文化を維持するために全力をあげます
2. ジェンダー平等をすすめ、ケア・社会保障に手厚い県政に。
(1)病床・病院削減をやめさせ、保健所を増やします
(2)国保料・税の引き下げなど、医療・介護の経済負担を軽減します
(3)福祉労働者の待遇改善をすすめます
(4)菅政権の社会保障改悪に反対し、充実させます
(5)意思決定の場での男女同数をめざします
(6)「個人の尊重」という憲法原則が生きる県政にします
3.外からの呼び込み頼みではなく、地域循環型経済への転換を。
・県の中小企業予算を大幅に増やします
・身近に役立つ公共事業を進め、地元の中小業者に仕事を回します
・公契約条例を制定します ほか
4.子どもを中心にした教育行政に
・少人数学級を全学年に早急に拡大します
・特別支援学校を増やし、劣悪な状況を改善します
・県独自の返済不要の奨学金を創設します
5.災害に強い福岡県、平和を発信する拠点としての福岡県に。
(1)災害に強い福岡県にします
(2)平和を発信する拠点にします
6.県民のいのちと暮らしを最優先にした行財政運営に。
下関・北九州道路、福岡空港までの都市高速道路の計画を脇に置き、その予算をコロナ対策や県民の命・生業を守る施策に活用する