阪神・青柳晃洋投手（２７）が１０日のＤｅＮＡ戦（横浜）に先発登板し、７回３安打無失点の快投。今季２勝目をマークした。
雨男の雨柳ではない。快晴の横浜スタジアムで〝晴柳さん〟の笑顔がはじけた。本人いわく「調子自体は良くなかった」そうだが、決め球のツーシームが要所でビシリときまり、ベイ打線を無得点に抑え込む。
「きょうに関しては（捕手の）梅野さんの配球で勝たせてもらえた。間違ってはいけないポイントを、ジェスチャー等も含めて教えてもらえた」と女房役へ感謝の言葉を並べた。
今季は３試合に登板し、防御率１・３５。矢野監督も「本当にヤギが安定感抜群だった。ヤギさまさま」と粘り強く１２０球を投げ切った右腕をたたえた。
