ソフトバンクのエース・千賀の長期離脱に…工藤監督「僕は祈り続けます」

ソフトバンク・工藤監督(左)

ソフトバンクのエース・千賀滉大投手(28)が左足首の靱帯損傷で長期離脱が決まった。10日、仙台での楽天戦後に取材に応じた工藤公康監督(57)は「思ったよりはね…(長い離脱)。(負傷直後にベンチ)裏で『そうでもないかもしれない』というふうに言っていたが、結果こうなったのは残念」と言葉を絞り出した。

「エースが戦列を離れるのはチームとしても痛いが、やってしまったものはしょうがない。そこはみんなでカバーしてやっていくしかない。短い期間で復帰できるように僕は祈り続けます」と早期復帰を願いつつ、チーム一丸でエース離脱の苦境を乗り越える意志を示した。

ローテを再編して11日の楽天戦は、松本裕樹投手(24)が先発する。8日の日本ハム戦(札幌)で中継ぎとして今季初登板を果たし初勝利を挙げた右腕を立てて「ブルペンデー」で臨む。

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