長崎ヴェルカ ユニホーム発表 トライアウトも同時開催

ユニホームを披露する(左から)榎田、松本、松井の3選手=三菱重工総合体育館

 バスケットボールBリーグ3部(B3)に参入予定の長崎ヴェルカは10日、公式戦で着用するユニホームを発表した。チームカラーの濃紺と白を基調にしたシンプルなデザイン。長崎市の三菱重工総合体育館で会見が行われ、3選手がホーム用、アウェー用のユニホーム姿を披露した。
 シンボルマークの「ヴェルカバード」を胸部に置き、両脇に英語表記の「VELCA」の文字を直線的にちりばめた。現時点でスポンサー契約を交わした13社も公表。それぞれの企業名やロゴがユニホームに入っている。
 ホーム用ユニホームで会見に臨んだガード松本健児リオンは「率直にかっこいい。スポンサーさまをはじめ、応援に恥じないように全力でシーズンを戦っていきたい」と決意を新たにしていた。
 ヴェルカは10月に開幕する2021~22年シーズンに向けて、選手選考を継続中。現在は昨年11月のトライアウトで契約をつかんだ松本をはじめ、フォワードの榎田拓真と松井智哉、ガード弓波英人の4人の加入が決定している。7月をめどに計12~13人にする予定。

トライアウトで自己アピールする参加者=三菱重工総合体育館

 10日は同体育館で2度目のトライアウトも実施。プロ志望者や元Bリーガーが、それぞれの特徴などをアピールした。今回のエントリーは約100人で、11日も同体育館で引き続き行われる。
 岩手から参加したガードの水谷槙之介は、加入が決まっている榎田と延岡学園高(宮崎)時代の同級生。「支えてくれた親のためにも、小学校からの夢だったプロになって恩返ししたい」と意気込んでいた。

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