菊池が6回5安打2失点の力投 マリナーズ延長戦制す

【マリナーズ4-3ツインズ】(延長10回タイブレーク)@ターゲット・フィールド

マリナーズは3対3の同点で迎えた10回表に一死2・3塁のチャンスを迎え、ミッチ・ハニガーの犠飛で勝ち越しに成功。その裏を5番手のキーナン・ミドルトンが三者凡退に抑え、4対3でツインズとの延長戦を制した。マリナーズ4番手のケンドール・グレイブマンが1勝目(0敗)、ミドルトンが1セーブ目を記録。ツインズ4番手のテイラー・ロジャースは1敗目(0勝)を喫した。

マリナーズはツインズ先発のマイケル・ピネイダに対し、3回表にテイラー・トラメルのメジャー初本塁打となる1号ソロ、ハニガーの2号ソロと2本のアーチが飛び出して2点を先制。マリナーズ先発の菊池雄星は3回裏にネルソン・クルーズに4号同点2ランを浴びたものの、フォーシームが最速96.6マイル(約155.4キロ)を計測するなど、6回94球を投げて被安打5、奪三振6、与四球2、失点2の力投を見せた。

両先発が6回で降板したあとはリリーフ陣の我慢比べとなり、マリナーズは8回表にツインズ3番手のアレックス・コロメイから二死2塁のチャンスを迎え、カイル・シーガーのタイムリーで勝ち越しに成功。しかし、ツインズも8回裏にマリナーズ3番手のラファエル・モンテロから2つの四死球で二死2・3塁のチャンスを作り、暴投で同点に追い付いた。そして、試合は延長タイブレークに突入し、マリナーズがハニガーの犠飛で勝ち越し。この1点が決勝点となり、マリナーズが接戦を制した。

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