スペイン1部レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(35)が10日、バルセロナとの伝統の一戦であるクラシコに2―1で制した後、相手のスペイン代表DFジェラール・ピケ(34)に〝嫌味〟を言っていた。
モドリッチは試合後、バルセロナの選手とタッチをかわして健闘を称え合ったが、出番のなかったピケとタッチする際に何やら言葉をかけた。モドリッチは「主審に抗議したいんだろ」と語り掛けると、ピケは「(後半アディショナルタイムは)たった4分なんだぞ!」。そしてモドリッチが「じゃあ、何分あればよかったんだよ」と応じ、ピケは不満げな表情を浮かべた。
バルセロナ側にとっては、想定より短い後半アディショナルタイムに、時間帯にデンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテ(29)がペナルティーエリア内で倒され、PKを主張するも認められず、主審への不満がたまっていた。ピケも試合後に抗議を行っており、ロナルド・クーマン監督(58)も「あれはPKだし、アディショナルタイムももっと取るべきだった」と不満を口にしていた。
毎回激しい試合になるライバル対決だが、今回はこんな形で遺恨が残ってしまった。