【競泳】おのののかの夫・塩浦真理がリレー要員で代表入り「妻にやる気をもらっていた」

代表入りを果たした塩浦

日本水連は11日、競泳の東京五輪代表を発表した。10日まで代表選考会を兼ねて行われていた日本選手権で出場権を獲得した29人に加え、男子の塩浦真理(29=イトマン東進)、女子の白井璃緒(21=東洋大)、増田葵(24=菅公学生服)、池本凪沙(18=イトマン)をリレー要員として選出。代表は男子17人、女子16人となった。

タレントのおのののかの夫で2016年リオ五輪代表の塩浦は、7日の100メートル自由形決勝で5位、10日の50メートル自由形決勝では4位終わり、個人での代表入りを逃した。10日のレース後には「家族は残念がっているんじゃないかなと。ここ(50メートル自由形)代表に入れないとも思ってなかった。今はやる気がとにかく見つけられない状況」と肩を落としていた。

それでも、家族の存在があったからこそ、1年延期の五輪に向けてモチベーションを保ってきた。塩浦は「近くで応援してくれる妻がいることで、すごくやる気をもらっていた。結婚していなかったら、この大会(日本選手権)に出てなかったかもしれない」とも話していた。大舞台ではチームに貢献する姿を家族に届けるしかない。

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