【桜花賞】ソダシの鞍上・吉田隼が抱いていた反骨心「なんとか見返してやろうと思っていた」

ソダシ

11日の阪神競馬場で行われた牝馬クラシック第1弾・GⅠ「第81回桜花賞」(3歳牝馬、芝外1600メートル)は、白毛のアイドルホース・ソダシ(須貝厩舎)が、好位から抜け出して1分31秒1のコースレコードで快勝。昨年のデアリングタクトに続く史上8頭目の無敗の桜花賞馬となった。

これが初クラシックVとなった鞍上の吉田隼人騎手は「最高に気持ちいいです。これだけの馬に乗せてもらって、今後の自分の財産になります」と喜びを爆発させた。

レースについては「前走(阪神JF)よりゲートに入るまでの雰囲気が良くて、厩舎スタッフがうまく仕上げてくれていました。道中は馬と呼吸を合わせて。これだけの高速馬場で分が悪いかと思っていましたが、自分が思った以上に馬が力をつけています」と振り返った。

そのルックスと無敗の成績から令和のアイドルホースとなっているが「周りからは話題だけで〝本当に強いのか?〟という声もありました。それをなんとか見返してやろうと思っていたので、結果を出せて良かったです」と反骨心を心に秘めての勝負鞍だったことを打ち明けた。

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