九州地区高校野球県大会 ノーシードの小浜 28年ぶり決勝進出

【準決勝、小浜―長崎日大】9回表小浜1死満塁、関が中前に同点2点打を放つ=県営ビッグNスタジアム

 第148回九州地区高校野球県大会第9日は10日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで準決勝が行われ、ノーシード小浜とシード長崎商の公立2校が決勝に進んだ。決勝進出は小浜が28年ぶり、長崎商は2年ぶり。
 小浜は長崎日大に延長十一回6-5で競り勝った。1-3の九回1死満塁から関の中前2点打で同点。十一回1死一、二塁から川村の中前適時打、山本紘の中越え2点三塁打の連打で勝ち越した。エース中野は151球で11回を投げ抜いた。
 長崎商は海星を6-2で退けた。三回2死満塁から青山の右中間3点三塁打などで4点を先行。4-2の八回に大坪のソロ本塁打と宮城の右前適時打で突き放した。投げては田村が無四球(1死球)で2失点完投した。
 最終日はビッグNで11日午前10時から3位決定戦、午後1時から決勝を実施。優勝校と選抜出場校で推薦枠の大崎の2校が九州大会(24~30日・大分)に出場する。

 


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